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株式会社水谷製造所

株式会社水谷製作所は、ZWCAD MFGの導入により、JIS標準部品ライブラリや自動寸法記入などの専用機能で図面工数を20%以上削減し、永久ライセンス化で年間コストを大幅に抑制。さらにライセンス数を増やしてCAD待機時間を解消し、設計標準化やベテラン技術の次世代継承への足掛かりも築いた。

株式会社水谷製造所

真空圧空成形用金型で業界トップシェアを誇る空成形・圧空成形金型メーカー。成形条件や素材の知見を有し、成形品に求められる多様な市場ニーズの把握により、商品デザインや試作品の製作、量産フローの立案、治具の開発など「ソリューション型の金型づくり」が可能。主に電子製品の部品搬送トレー、ブリスター、POP品など、幅広い分野に向けて金型の企画・設計・製作に携わっています。ほか、自動化・省力化で最適な解決策を提案するロボットシステム事業、3Dスキャナーや3D CAD、デジタルクレイモデリング、3Dプリンター、切削加工など組み合わせ、ものづくりに最適化した手法で多様な価値を提供するリバースエンジニアリング事業も展開しています。

図1.ZWCADで製図作業を行う様子

株式会社水谷製作所が導入したZWCAD MFGとは?

DWG互換CADであるZWCADに機械設計用の機能を搭載し、製造業分野の利用に最適化した2D CAD。ZWCAD全機能に加え、幅広い標準部品ライブラリ、 インテリジェントな描画ツール、カスタム部品のインポートツールなど、機械設計プロセスをスピードアップするパワフルなツールを豊富に搭載。製造業の ユーザー向けに特別設計されたZWCAD MFGは、モノづくりの現場において一連の設計作図作業を効率化し、設計変更による手戻りにかかる手間や労力 を大幅に削減することができます。

ZWCAD MFGの利用状況

真空圧空成形用金型の設計で2D CADを活用

1968年の創業以来、株式会社水谷製作所は真空圧空成形用金型 における企画・設計・製作をワンストップで提供しています。なかで も、原点である木型の技術を生かした三次元曲面の加工などに定 評があります。現在は製造だけはなく、五軸加工機や3Dスキャナー などの最新機器を駆使して、顧客の課題を解決するコンサルティン グ型のものづくりを提供。ZWCAD MFGは、そうした真空圧空成形用 金型の設計で利用されています。

図2. 作業中の様子

ZWCAD MFG導入前の課題

課題1:2D図面の業務効率が低下

金型特有の部品図・治具図の設計において、既存の2D CADは標準部品の呼び出しや寸法 記入などの手作業が多く、2D図面の作成に膨大な工数が発生していました。例えば、標準部品に 関しては、図面ファイル間のコピー&ベースで対応するなど、同社は業務効率の低下を感じてい ました。

課題2:ライセンスコストが増大

既存2D CADのサブスクリプション契約化にともない、ライセンスコストが増大。このため、設計業務 に必要な2D CADのライセンス数を確保できず、業務を円滑に進めるうえでのボトルネックになって いました。

課題3:データ連携で手直しが発生

3D CADとのデータ連携では、手直しが発生していたと語る同社。手直し作業によって2D化の工数が 増えるなど、業務全体の負荷が大きくなっていました。

ZWCAD MFGの導入理由

2024年の設備・工作機械の展示会でZWCADMFGの存在を知り、3つの理由から導入を決めました。

導入理由1:高い互換性と優れた操作性

高く評価したのは、既存2D CADの互換性です。約20年蓄積されている図面をそのまま開けるため、導入の 障壁はありませんでした。また、操作性も既存2D CADと同等。ZWCAD MFGの操作を学習する時間は必要 ないと判断しました。

導入理由2:低コストで導入できる永久ライセンス

ZWCAD MFGはサブスクリプションではなく、一度購入すれば永続的に利用できる永久ライセンス。ライセンス 費用を抑制するとともに、状況に応じてライセンス数を増やせると、高いコストパフォーマンスを評価しました。

導入理由3:機械設計に必要な機能を網羅

あらかじめ、ISO、EN、DIN、ANSI、ASME、PN、IS、GOST、JISの各規格に対応した標準パーツライブラリが 用意されているZWCAD MFG。これにより、面倒な手作業の手間を省くことができると考えました。また、機 械図面でよく利用する中心線作図機能やシャフト・ギア作図機能、自動寸法記入など、機械設計に必要な機 能が網羅されていたため、金型設計の業務効率向上に期待しました。

導入後の効果

導入効果1:業務の効率化を実現

機械設計における専用機能が豊富に搭載されているZWCAD MFG。とくに金型設計に不可欠なJIS標準部品 については、あらかじめライブラリとして用意されているため、呼び出すだけで簡単に作図できるとのこと。 自動寸法記入も業務効率化に寄与しています。これらの作業が自動化されたおかげもあり、ZWCAD MFG導入 後は体感で20%以上の工数削減効果を感じている。納期短縮にもつながっていると語ります。

導入効果2:コスト削減

ZWCAD MFGの永久ライセンスにより、年間コストを大幅に削減することができました。

導入効果3:生産性向上

ライセンス数を増やすことで、CADの空き待ち時間がなくなり、待たされるストレスから解放され、効果的な作業 環境が整いました。その結果、金型設計全体の工数削減につながり、生産性は大きく向上しました。

お客様の声

ZWCAD MFGを中心に設計の標準化を目指していく

これまで手作業のオペレーションが多かったため、そのストレスから解放 されたことが一番のメリットです。しかも、機械設計向けの機能が充実し ているので、当社のような金型メーカーにはありがたいですね。また、金 型メーカーにとっては、コストと機能のバランスは重要ですから、その点 でZWCAD MFGは最適な選択肢だったと感じています。さらに、既存の 2D CADと互換性が高く、あらたに学習する必要がなかった点も、2D CAD のコストを抑えたいと考えている製造業にとっては大きなポイントだと思 います。

今後のテーマは設計の標準化です。ZWCAD MFGは操作が直感的で、 若手技術者の教育用ツールとしても最適ですから、まずはZWCAD MFG を通して、ベテランの知見を次世代へ継承していきたいと考えています。 そのうえで、図面テンプレートやルールを統一し、誰が描いても高品質な 図面を設計できる体制を構築していく予定です。引き続きZWSOFT社のサポートにも期待しています。今後もよろしくお願いいたします。 
                                                                                                                                                        ——株式会社水谷製作所 設計部 草場 由美子様

図3. 株式会社水谷製作所 設計部 草場 由美子様

インタビュー動画

株式会社水谷製作所 設計部 草場由美子様が、ZWCAD MFG導入の背景や成果について語ったユーザーインタビューをご覧ください。従来の2D CADでは標準部品の呼び出しや寸法記入に手作業が多く、ライセンスコストの増大も課題となっていましたが、ZWCAD MFGの導入によりこれらの課題を解決。JIS標準部品ライブラリなどの専用機能で図面工数を20%以上削減し、永久ライセンス化で年間コストも大幅に抑制しました。また、29ライセンスの導入で設計者全員がストレスなく作業できる環境を整え、設計標準化やベテラン技術の次世代継承への展望も語っています。この事例を通じて、ZWCAD MFGが製造業の設計現場にもたらす価値をより深くご理解いただけます。

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