手動運転から自動運転まで、運転システムはますますインテリジェントになり、1:0.3から最新の1:1.76まで、車載用スクリーンは大型化と用途の多様化が進んでいます。Ways Electronのようなバックライトモジュールメーカーにとって、このような変化は大きなチャンスを意味します。
偉時電子株式会社(以下「Ways Electron」)は2003年に設立され、2018年に上場しました。バックライトモジュール、LCDモジュール、IMLタッチスクリーンなどの電子部品に特化したWays Electronは長く、世界の車内バックライトディスプレイモジュールの大手メーカーの1つとなっています。Ways Electronはシャープ株式会社やJDI(ジャパンディスプレイ株式会社)などとの密接な連携と、それにアウディ、フォード、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなどの有名な自動車メーカーに自動車部品を供給しています。
デザインの革新、製品の迅速な繰り返し制作、そして最終的にはインテリジェントな車両のトレンドに適応することを目指して、Ways Electronは2017年以来、設計から製造までのプロセス全体にZWCADとZW3Dを適用しています。
高度なCADを使用して、エレクトロニクスの反復設計でリードを伸ばす
ここ数年、スマートフォンやラップトップなどの製品に対する需要が減速しているため、タッチスクリーンのメーカーはより多くの市場シェアのために車内ディスプレイに注意を向け始めました。しかし、Ways Electronはすでに2008年にこの分野で先頭スタートを切っています。
このように長年にわたって蓄積してきた精密金型や導光板などのキーテクノロジーを駆使することで ”高輝度・高均一な製品を素早く開発することができます。” とWays Electronの研究開発ディレクター、Dongyang Liu氏は自信満々に答えます。競争力を維持する方法について尋ねると、“自動車用製品はバージョンアップが早いため、研究開発力の強化が重要です。そこで私たちはZWSOFTの先進的なCAD技術とソリューションによって製品開発サイクルを短縮するために、ZWSOFTとの提携を選びました。” と彼は答えました。
ZWCADとZW3Dは、プロセス全体を通じて効率を高める
現在Ways Electron製品は主に自動車・家電・産業用制御用途向けであり、精度と均一性を高める必要があります。製品開発では、製品設計や金型設計を行う3D CADソフトウェアと、生産ラインを導く2次元のエンジニアリング図面を生成する2次元CADソフトウェアが必要です。
バックライト設計チームのリーダーであるHigashimoto Kazuhiro氏は、“他の大型機器に比べて、私たちの製品はそれほど複雑ではありません。そのため、CADソフトに関しては、設計者やエンジニアにとって安定しているか、スムーズに使えるか、使い勝手が良いかなどを重視しています。”と言います。 これまでのところ、ZWCADとZW3Dは各部署で好評を得ており、製品設計、金型設計、治具設計など、製品開発に関わるすべてのワークフローに適用されています。
金型設計者の1人は、“当社の生産性と最終結果は、CADソフトの使いやすさに大きく影響されます。そのため、ZW3Dに切り替えてよかったと思っています” と付け加えました。プロダクトデザイン部門の別の設計者は、“ZW3Dは、比較的使いやすく、ファイルサイズも小さく、Direct Editなどの強力な編集機能も備えています。一般的に、我々のスケジュールはかなりタイトです。ZW3Dのおかげで、設計効率が上がりました。”と言いました。
東本さんは、“ZWSOFTのタイムリーなサポートのおかげで、技術の習得や課題の解決が迅速に行え、積極的にZW3Dを使いたいと思うようになった”と締めくくりました。
自動車のインテリジェント化、電動化、ネットワーク化、共有化が進むにつれ、人間とコンピュータの対話の最も重要な手段の一つであるスクリーンのニーズと役割は、より顕著になっています。 “車内のスクリーンはより多様で、より大規模になると思います」とKazuhiro氏は指摘しました。今後Ways Electronは世界最高のバックライトディスプレイモジュールメーカーになるために、最先端のZWSOFT 2Dおよび3Dソリューションを用いて、各種スクリーンの設計を革新していきます。