フレンドリーなユーザーエクスペリエンス
属性変換
ZW3D 2021のトランスレータは、主要な3D CADの最新バージョンに対応致しました。また、ファイルをインポートする時に、非表示または、抑制されたコンポーネントや材料などのパーツ属性まで読み取ることができます。CSYS
新しい座標系で、複数のローカル座標系(LCS)を作成できるようになりました。また、必要に応じて各ローカル座標系を作業座標系としてアクティブすることもできます。
図1. 複数の座標系で設計データム軸
ジオメトリックオブジェクトから生成する新しいデータム軸は、回転の中心として利用できます。また、同心円拘束の追加にも利用できます。この2つの新機能により、設計の柔軟性が大幅に向上しましました。CAD機能改善
スケッチ設計とモデリング
曲線間のG2ブレンドをサポートできるようになりました。これで、等曲率拘束でより滑らかな曲線とサーフェスを作成できます。豊富なシンボルとシェイプマークを備えたコスメティックスケッチは、モデリングプロセスの参照を提供することがサポートできるようになりました。
図2. 等曲率拘束でより滑らかな曲線とサーフェスを作成
図3. クロストリムで複数の平面を同時にトリミングアセンブリ
正確な配置を必要としない予備部品などを仮想コンポーネントとして挿入する場合、 「配置されていないコンポーネントを含める」が役立てます。また、クリアランスチェックは、部品間の最小距離を検出するのに役立ちます。
さらに、バッチ属性編集と拘束編集で、複数のコンポーネントの属性と拘束を一括編集できるようになりました。生産性を向上させることができます。
図4.複数のコンポーネント拘束を一括編集板金
ZW3D 2021では、半径ゼロのフランジが必要な方のために半径ゼロのフランジをサポート致しました。板金設計の重要な機能、パンチをアップグレードしました。
また、フィレット、オープンフェース、さらには外部z3prtファイルからのシェイプを設定できるようになりました。
図5.半径ゼロのフランジCAM機能アップグレード
旋盤加工
ZW3D 2021では、カスタム部品をストックとして指定することができます。また、旋盤加工に五角形、六角形、八角形の切削工具をサポートしました。
検証
ソリッド検証「Rapid To end」の処理時間は、前バージョンと比較して数分から数秒と大幅に短縮しました。Machine Builder、Machine Register、CNC Controllerによりフルマシーンシミュレーションがより強力になりました。
Machine Builderは、外部マシンのインポートとカスタマイズを行います。
Machine Registerは、座標系の設定と工具補正の定義を行います。
CNC Controllerは、シミュレーションするコントローラを指定します。
図6. アップグレードされたフルマシンシミュレーション出力
お客様の要望により、ZW3D 2021では、CAM操作リストをExcelにエクスポートすることができるようになりました。テンプレートをカスタマイズして、座標を表示、非表示にすることもできます。さらに、新しいブラウザを開く代わりに、ZW3Dでポストエディタを開くことができるようになりました。
図7. 組み込みのポストエディタ新しいZW3D 2021を試してみませんか?
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