【ZWCADの小技】 モデル空間と連動せずに、ビューポートを回転する方法
モデル空間と連動せずに、ビューポートを回転する方法
【概要】
図面を、モデルタブに表示されているモデルと連動させずに、レイアウトタブでは、回転させて表示する必要がある場合があります。
AutoCADでは、二、三の方法がありますが、これらはAutoCAD LTでも、また、他の2D CADソフト(例えばZWCAD)でも利用できません。
ZWCADでの操作方法を以下に示します。
方法は下記の通りです。
1.Dview>Twis
2.UCS>Z,Plan(Notice:UCSFOLLOW=0)
3.UCS>object,Plan
アプローチ1:DVIEW>TWIST
1.レイアウト・タブを表示し、そして、ビューポート内でダブルクリックしてください。
2.DViewコマンドを入力してください。
3.エンティティを選び、エンターを押してください。
4.Dviewコマンドには多くのオプションがあります
ダイナミックビュー(TV):カメラ(CA)/目標(TA)/傾き(TW)/距離(D)/位置(PO)/オフ(O)/隠線処理(H)/画面移動(PA)/ズーム(Z)/終了(X)
TWと入力し、傾きのオプションを選択します。
5.ビューポートで回転させたい角度を入力してください。
アプローチ2:UCS>Z
1.ビューポート内でダブルクリックしてください。
2.UCSコマンドを入力してください。
3.回転軸を指定するとき、Z(Z軸についてXY-平野でモデルを回転させます)を選んでください。
4.DViewコマンドで、回転させたい角度を設定し、Dviewコマンドを終了します。
5.Planコマンドを入力し、エンターをクリックしてください。
アプローチ3:UCS>Object
新しいUCSを定義するのにオブジェクトを使用することができます。
UCSコマンドを入力した後に、Objectオプションを指定してください、次に、ビューポートでオブジェクトを選んでください。
ボーナス・アプローチ:ビューポート設定
おそらく、最も簡単な方法はddvpoint (視点プリセット)コマンドを使うことです。
表示の項目から設定することができます。
Modelタブでは実際に回転しませんが、モデルの視点はビューポートで回転します。