平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ZWSOFT Japan株式会社(東京都千代田区 代表:大澤 尚一郎、以下弊社)はこの度、熱流体解析ソフトウェア 「ZWPHOENICS」 を新たにリリースいたしました。 従来のPHOENICSをベースに、ZW3D CADのモデリング機能を統合したことにより、これまで以上に効率的で直感的なモデリング・解析が可能となりました。
PHOENICSとは
世界で初めて、流体解析(CAE)ソフトウェアとして開発、リリースされた3次元熱流体解析ソフトウェア『PHOENICS』は、流体解析のパイオニアコード(プログラム)として知られています。 Cut-Cellテクニックにより、格子生成作業はほとんど不要のためモデリングも非常に容易に行えます。また、流体解析(CAE)ソフトウェアとしての高機能、高品質、高操作性を追求しつつ圧倒的な低価格を実現しました。さらに、蒸発/凝縮、凝固/溶融など、潜熱を考慮しながら詳細に計算するような高度な二相流解析も可能です。並列計算に関しても構造格子の特徴を活かし、ハイパフォーマンスな性能を発揮します。
主な特長
・CAD統合モデリング機能
ZW3D CAD の操作性を取り入れ、従来よりもスムーズにモデル作成が可能です。
・解析プロセスの効率化
モデリングから解析までのワークフローを一元化し、作業時間を大幅に削減できます。
・高い互換性
既存PHOENICSユーザーでも容易に移行でき、従来の解析データも活用可能です。
・ユーザビリティ向上
より直感的な操作環境を提供し、初心者から上級者まで幅広く対応が可能です。
リリースの背景
旧PHOENICSではモデリング作業が課題となることが多く、ユーザーから改善のご要望を多数いただいておりました。 今回、ZW3D CADの機能を追加することで、「モデリングのしやすさ」×「高度な解析」 を両立させ、より実践的な熱流体解析を実現します。
今後の展開
ZWSOFTは、ZWPHOENICSを通じて、産業界における流体解析のさらなる利便性と生産性向上を目指してまいります。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
ZWSOFT Japan株式会社