建築設計におけるCADソフトの選定は、作業効率や設計の精度を大きく左右します。建築CADソフトは、設計図の作成・編集、から3Dモデルの生成まで、幅広い機能を備えており、建築業界には欠かせないツールとなっています。
とはいえ、数多くのCADソフトの選択肢の中から、最も自分のニーズに合った製品を選び出すのは容易ではありません。そこで、本記事では、建築CADソフトの実践的な利用を基に、その特性や機能を詳しく解説します。建築設計に最適なCADソフトを選ぶための情報を提供し、あなたの業務に役立つ製品を見つけるお手伝いをします。
オススメ汎用建築CADソフトTop1:ZWCAD
「ZWCAD」は、ZWSOFTが独自開発した2次元CADソフトで、高速な動作と優れたコストパフォーマンスが特徴です。 「ZWCAD」 はマルチコアCPUアクセラレーション技術により、ファイルの保存や読み込みが効率的に行えます。 また、建築業界で使用される多くのファイル形式にも対応しております。直感的でシンプルな操作性により、初心者でも簡単に使用でき、プロフェッショナルな建築設計ニーズにも応えられるソフトです。
また、大規模なデータや複雑な図面の処理においても、「ZWCAD」 は他のソフトと比較して優れた読み込み速度を誇ります。他のCADソフトからインポートされたデータを処理する際にも、データの欠損がほとんど発生しません。「ZWCAD」 のシンプルなインターフェースと馴染みやすいショートカットコマンドの設計により、ユーザーは短期間で操作に慣れ、作業効率を大幅に向上させることができます。
ZWCAD | |
優位領域 | 機械、建築・建設産業 |
使いやすさ | ★★★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★★★ |
UIデザイン | クラシック・リボン・カスタマイズ対応 |
対応OS | Windows 11・10・8.1・7 SP1 |
対応ファイル形式 | JWW・DWG・DWF・DXF・DWT・DGN・PDF・IFC・SAT・STL・JPG・PNG・STEPなど |
プロセッサ |
基本:Intel® Pentium™4 1.5GHzのプロセッサ 推奨:Intel® Core™ i5-10400以上のプロセッサ 同性能のAMD®プロセッサも対応 |
メモリ | 最低: 2 GB 推奨: 8 GB |
料金 |
¥98000で買い切り、後付けの支払いは不要 年間ライセンスの提供があります |
ZWCADの特徴(建築業向け)
- 大規模なデータや複雑な図面を処理する際、読み込み速度が速い
- 高いデータ安定性とソフトウェアの安定性を持ち、動作中にクラッシュしない
- ZWCAD PROはGISマップのインポートやラスタ画像の処理が可能で、建築業界の特殊なニーズに対応
- 他のソフトから転送されたデータを読み込む際、データ損失率が非常に低い
- 多くのファイル形式に対応
- SXFやJWW形式のファイルを無料でエクスポートおよびインポートできるため、互換性と実用性が向上
以上が「ZWCAD 」の主な建築向け機能です。「ZWCAD」 は、自社開発のコア技術により、大規模なデータや複雑な図面の処理でも、非常に高い読み込み効率をを実現しています。「ZWCAD PRO」は、建築業界で頻繁に使用される機能を網羅しており、他のCADソフトとの高い互換性も備えているため、外部データを読み込む際にもデータ損失がほとんど発生しません。
さらに、セキュリティに厳しい会社は、ネットワークを介した認証が常に必要なソフトウェアの使用が制限される場合がありますが、「ZWCAD」は買い切り型のソフトでオフラインアクティベーションにも対応しているため、こうした環境でも理想的な選択肢となります。長期的に使用することで、他のサブスクリプション型のCADソフトと比べて企業の運営コストを大幅に削減できるのも大きなメリットです。
また、「ZWCAD」は30日間の無料試用を提供しているため、スムーズな動作しと優れたコストパフォーマンスを実際に体験することが可能です。ぜひダウンロードして試してみてください。
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オススメ汎用建築CADソフトTop2:AutoCAD
「AutoCAD」は、Autodesk社によって開発され、世界中で広く使用されているCADソフトの一つです。1982年の初リリース以来、長い歴史を経て、現在では、2Dおよび3D設計における業界標準として確立され、建築、土木、機械工学、製造業など、多岐にわたる分野で利用されています。
特に建築業界では、「AutoCAD」は非常に人気があり、日本の大手ゼネコンや設計事務所でも広く採用されています。カスタマイズ性が高く、建築に特化した「AutoCAD Architecture」には、壁やドアなどの建築部材を自動的に挿入する機能が搭載されており、設計作業の効率を大幅に向上させています。
AutoCAD | |
優位領域 | 建築、土木、機械工学、製造業 |
使いやすさ | ★★★★☆ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★ |
UIデザイン | リボンが主流 |
対応OS | Windows 11/10 Mac |
対応ファイル形式 | JWW・DWG・DWF・DXF・DWT・DGN・PDF・IFC・SAT・STL・JPG・PNG・STEPなど |
プロセッサ |
基本:2.5~2.9 GHzのプロセッサ 推奨:3 GHz以上のプロセッサ ARMプロセッサはサポートされていません |
メモリ | 最低: 8 GB 推奨: 32 GB |
料金 |
¥8,800/1ヶ月 ¥71,500/1年 ¥214,500/3年 永久ライセンスなし |
AutoCADの特徴(建築業向け)
- AutoCADは、その優れた拡張性で知られています。
- 建築設計分野向けに特化したツールセットが搭載されており、AutoCADと組み合わて使用することで、作業効率が大幅に向上します。
- 汎用CADとして、2D・3Dの機能を網羅しています。
- 多くのファイル形式に対応しており、高い互換性を備えています。
- 長い開発と更新の歴史があり、さまざまな作業環境にも対応できます。
- Webアプリやモバイルアプリを提供しており、異なるユーザーのニーズに応えています。
長い歴史を持ち、多機能な「AutoCAD」 は業界標準として認知されていますが、一方で「多機能すぎて動作が重い」との声もあります。「AutoCAD」 は多機能で、幅広い建築設計ニーズに対応できますが、その豊富な機能と高いハードウェア要求、さらにサブスクリプション制の料金が、一部のユーザーにとって負担になることがあります。
「AutoCAD」 は教育機関や学生向けに完全無料のバージョンを提供しており(ただし1年間のみ)、企業や個人向けの無料試用期間は30日となっています。
オススメ汎用建築CADソフトTop3:IJCAD
「IJCAD」は、名古屋に本社を置くインテリジャパン株式会社が開発した汎用2D CADソフトです。
通常、2DCAD分野では「AutoCAD」が主流ですが、「IJCAD」 は「AutoCAD」と高い互換性を持ち、操作性画面も似ているため、「AutoCAD」からの移行がスムーズです。また、「IJCAD」は基本機能や編集機能が「AutoCAD」と近いにもかかわらず、手ごろな価格で提供されており、コスト削減を検討している企業から注目されています。
IJCAD | |
優位領域 | 機械・建設・不動産・電気産業 |
使いやすさ | ★★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | クラシック・リボン |
対応OS | Windows 11 (22H2)・Windows 10 |
対応ファイル形式 | PDF・DWG・DXF・JWW・SXF |
プロセッサ | Core i5以上を推奨 |
メモリ | 最低: 4 GB 推奨: 8 GB |
料金 |
¥4950/月 ¥39600/年 ¥110000/永久ライセンス 次年度以降¥22000/年の料金がある |
IJCADの特徴(建築業向け)
- 建築図面の作成に必要なコマンドを網羅
- 業界標準のDWG、JWW ファイルに対応
- 建築設計用の拡張作図・編集機能
- 3Dソリッド関連機能
- 旧式「AutoCAD」のカスタマイズや転送機能・「AutoCAD」から移行
「IJCAD」は特にJWW・SXFファイルの読み書き機能が強みで、主に機械・建築・不動産・電気などの業界で多く使用されています。月間・年間ライセンスがあるため、短期間の利用にも適しており、永久ライセンスも提供されていますが、次年度以降¥22000のメンテナンス料金が必要です。
2024年2月よりそれまでの売り切りモデルが終了になり、ライセンス形式がサブスクリプション方式となりました。そのため価格体制が複雑で分かりにくくなりました。ネットワークを介した認証が常に必要なため、セキュリティに厳しい会社では問題があるかもしれません。
オススメ汎用建築CADソフトTop4:BricsCAD
「BricsCAD」は「AutoCAD」と互換性のあるCADソフトです。図面作成の概念やコマンドのエイリアスが「AutoCAD」 と似ているため、「AutoCAD」 の操作に慣れたユーザーは、「BricsCAD」 にスムーズに移行でき、ゼロから学ぶ必要がありません。
「BricsCAD」は2Dおよび3Dの両方の機能を備えており、特にヨーロッパの建築業界で広く使用されています。中小規模の建築企業にとっては理想的な選択肢となっています。
BricsCAD | |
優位領域 | 3D機能や建築産業優位 |
使いやすさ | ★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | 一般的CADソフトと違いがあり、アイコンも多い |
対応OS |
Windows 8.1、10、11(x64) Ubuntu 20.04 LTS以降サポートされているUbuntuバージョン(安定性が必要な場合は、LTSが適している) openSUSE builds、2020年4月以降 Fedora builds、2020年4月以降 macOS 10.15 以上: Catalina (macOS 10.15)、Big Sur (macOS 11)、Monterey (macOS 12)、Ventura (macOS 13)、Sonoma (macOS 14)。 |
対応ファイル形式 | DWG・DWF・DWS・PDFなど |
プロセッサ |
基本:Intel® Core™ i5 推奨:Intel® Core™ i7/9 同性能のAMD®プロセッサも対応 |
メモリ | 最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
料金 |
¥43,000/1年 ¥116,000/3年 ¥94,250/永久ライセンス ¥21,750/年のメンテナンス更新料金がある |
BricsCADの特徴(建築業向け)
- 豊富で専門的なガイドやチュートリアルを提供しています。
- 高度な3Dモデリング機能を持ち、さまざまな3D操作を完璧に処理できます。
- 「Communicator for BricsCAD」を追加することで、さまざまな3Dデータの読み込みに対応し、パラメータ設計も可能で、機能が充実しています。
- 高い拡張性を備え、BIMをサポートしています。
- Viewbaseに基づく2D図面機能により、安定した図面の移動が可能です。
「BricsCAD」は汎用CADソフトとされていますが、2D機能や操作性については、やや使いにくいという意見も見られます。そのため、主に2D設計を必要とするユーザーにとっては、「BricsCAD」 の操作性に不満を感じることがあるかもしれません。3D機能に関しては強力ですが、その分ハードウェア要求が高く、8GB以上のメモリが推奨されています。
また、価格に関しては、2024年4月から「BricsCAD」は価格を改定し、全体的に値上げされました。永久ライセンスからサブスクリプションライセンスへの移行が進んでいるため、長期的なコスト面で負担が増える可能性があります。
オススメ汎用建築CADソフトTop5:Jw_cad
Jw_cad | |
優位領域 | 建築 |
使いやすさ | ★★★☆ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | ユーザーフレンドリー |
対応OS |
Microsoft® Windows 8、Windows 10、Windows 11 32bit / 64bit |
対応ファイル形式 | DXF・JWC・JWW・SFC・P21など |
プロセッサ | Intel Core i5 2Hz以上 |
メモリ | 推奨: 4GB |
料金 | 無料 |
Jw_cadの特徴(建築業向け)
- 無料で商用利用できるため、導入コストを大幅に削減できます。
- 建築用の設備データや製図記号が多く標準でセットされています。
- ネット上で無料データが多く提供されています。
- いくつかの拡張プラグインを使用することで、基本的な3次元機能も実現できます。
- グリッド機能によってアクソメ図や建築パースを簡単に作成できます。
「Jw_cad」は基本的な作図機能に加えて、一連の高度な機能も提供しています。例えば、建築分野で重要な日影図作成機能があり、設計者はこの機能を使う事で建物が異なる時間帯にどのように日光を受けるかを把握することができます。また、「Jw_cad」には豊富な作図ツールが備わっており、平面図、断面図、立面図を迅速に作成することが可能です。さらに、様々な特別な設計ニーズに対応するためにデータのカスタマイズもサポートしています。
しかし、ソフトの更新がいつ行われるかはわからず、最新の機能や技術には対応していないため、長期的に使用するには限界があるかもしれません。
オススメ汎用建築CADソフトTop6:Vectorworks
「Vectorworks」は、アメリカのVectorworks社が開発した高性能のCADソフトウェアで、建築、ランドスケープ、インテリアデザインなどの分野で広く使用されています。特に、設計の精度と細部にこだわる建築やランドスケープデザインの分野で高く評価されています。
「Vectorworks」は日本語版を提供して、インターフェースやヘルプドキュメントも日本語に対応しているため、日本国内でも一定のユーザー数を誇り、日本のユーザーにとって非常に使いやすい環境が整っています。
また、日本国内には活発な「Vectorworks」ユーザーコミュニティがあり、定期的にオンラインおよびオフラインの学習・交流イベントが開催されて、情報共有や問題解決の場を提供しています。
Vectorworks | |
優位領域 | 建築・ランドスケープデザイン・インテリアデザイン |
使いやすさ | ★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | ユーザーフレンドリー |
対応OS | Windows 10(64)以降・macOS 10.15 (Catalina) 以降 |
対応ファイル形式 | dwg・dxf・pdf・skp・3ds・ifc・obj・sat・step・iges |
プロセッサ |
基本:Intel Core i5、または AMD Ryzen 5、またはそれと同等以上 推奨:8コア以上搭載で3GHz以上の Intel Core i7、または AMD Ryzen 7、またはそれと同等以上 ※ARM系プロセッサを搭載したWindows PCはサポートされていません。 |
メモリ | 最低: 8 GB 推奨: 32 GB |
料金 |
474,100円/永続ライセンス(年間保守料金あり) 523,600円/永続ライセンス(年間保守料金なし) |
Vectorworksの特徴(建築業向け)
- 強力な2D機能、柔軟な3D機能、多様なBIM機能を統合
- 初期調査から詳細設計までのさまざまな情報を処理
- データの接続やエクスポートを行い、可視化が可能
- 面積の自動計算や報告書を生成するワークシート機能を搭載
- クラウドサービスでプロジェクトを共有
- リソース管理機能を最大限に活用し、デザイン協力の効率を向上
「Vectorworks」は建築家や設計者のニーズに十分に満たす強力なCADソフトウェアです。建築設計の専門家に広く利用されているだけでなく、日本の多くの建築・デザイン関連の教育機関でも授業に取り入れられています。
しかし、「Vectorworks」は大規模なソフトウェアであり、ノートパソコンでの動作にはあまり適していません。高性能なデスクトップパソコンでの使用が推奨されます。デバイス要件が非常に高いため、必要なハードウェアの購入コストもかなり高くなる可能性があります。また、一般的なCADソフトと比べて、「Vectorworks」はレイアウトの読み込みや他のCADソフトとの互換性において弱いことも留意すべきです。
オススメ汎用建築CADソフトTop7:ARES Commander
「ARES Commander」は、あらゆる設計分野で幅広く使用される多機能なCADソフトウェアです。特に、クロスプラットフォーム対応とクラウドでの共同作業機能が優れており、複数デバイスでの操作やチームでのプロジェクト協力において他に類を見ない優位性を発揮します。また、BIMや機械設計分野でも優れた性能を見せ、高い評価を得ています。
ARES Commander | |
優位領域 | 建築 |
使いやすさ | ★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | ARES Kudoの新しいリボンUI |
対応OS |
Windows 10/11 64 ビット版 macOS v12 (Monterey), v13 (Ventura) または v14 (Sonoma) Ubuntu® 20.04 LTS, Fedora® 33 |
対応ファイル形式 | DWG・JWW・SXFなど |
プロセッサ |
基本:Intel® i3 (第6世代) または AMD® Ryzen 3 (第2世代) 推奨:Intel Core i5 / i7 / i9 プロセッサ (第8世代以降)、AMD® Ryzen 5 / 7 / 9 プロセッサ (第2世代以降)またはそれ以上 |
メモリ | 最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
料金 |
¥35,000/1年 ¥70,000/3年 ¥95,000/永久ライセンス 2年目以降¥25,000/年の保守料金がある |
ARES Commanderの特徴(建築業向け)
- カラーアイコンやARES Kudoの新しいリボンUIを採用し、ユーザー体験を向上
- 内蔵の「ARES AI Assist」により、設計効率を向上
- スマートフォンやタブレットに対応し、DWGファイルを簡単に編集できます。
- 3Dビジュアルスタイルのサポート
- 3Dレンダリングに欠かせないアンリアルエンジン対応
高性能を求めるユーザーや「AutoCAD」の代替品を探しているユーザーにとって、機能が充実した「ARES Commander」は間違いなく最適な選択です。しかし、一部ユーザーからは「寸法の入力や線の接続がややスムーズでない」との声や、「小さな不具合が多い」と報告されています。試用版を通じてその適用性を判断できるため、興味のある方はまず試用してみることをお勧めします。
オススメ汎用建築CADソフトTop8:DRA-CAD
「DRA-CAD」は日本国内産の建築設計CADソフトで、直感的な操作性と高度なカスタマイズ機能により、設計者の多様なニーズに十分対応しています。ソフトウェアは「AutoCAD」や「Jw_cad」とのデータ互換性を備えており、この点が広く評価されています。標準機能には、意匠、構造、設備に関連する専門的なコマンドや、法規に準拠した機能が含まれています。また、さまざまな場面に対応できるよう、画像や文字の表現方法も多岐にわたります。
DRA-CAD | |
優位領域 | 建築デザイン・土木工事 |
使いやすさ | ★★★ |
ファイルの読み込み速度 | ★★★☆ |
UIデザイン | 直感的な操作性と高いカスタマイズ性 |
対応OS |
Microsoft Windows 11※1/ 10※2(64bit/32bit) ※1 Windows 11 S および ARM版は除きます。 ※2 Windows 10 Mobile/Windows 10SおよびARM版は除きます。 |
対応ファイル形式 | DWG・DXF・JWC・JWW・SFC・P21など |
プロセッサ |
Intel製のCPUであれば、CelelonよりCorei9、 i7、i5、i3系のCPUの方が計算も速くなり、できればCore i5以上とするのがおすすめ AMD製のCPUであれば、Ryzen 9、Ryzen 7、Ryzen 5、Ryzen 3と種類がありますが、できればRyzen 7以上とするのがおすすめ |
メモリ | 最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
料金 | ¥264,000/買い切り |
DRA-CADの特徴(建築業向け)
- 3Dモデリングで設計やプランを立体的に表現可能
- BIM機能をサポートし、他のソフトとのデータ交換が容易
- 2D図面を簡単に3Dモデルへ変換し、高性能なレンダリング機能を搭載
- 専門ツールで地形や地質データを解析し、視覚的に表示
- 平面図や立面図など多様な建築設計ニーズに対応
デザイン、シミュレーション、プレゼンテーションから、基本設計、実施設計、申請業務、施工図作成、維持管理まで、「DRA-CAD」は建築企画から生産、運用までの全プロセスを網羅しています。この多機能なCADソフトは、さまざまな業界で広く活用できます。
建築CADソフトに関するお問い合わせ
建築CADで出来ることは?
建築CADソフトは、建築設計や住宅設計に必要な基本設計図、実施設計図、施工図、構造図、設備図などを描く機能を備えています。ドアや窓、壁などの要素を簡単に描画でき、テンプレートを使用して建築設計が可能で、便利な機能が多数搭載されています。
建築CADソフトを使って、自分で建物をデザインするのは可能ですか?
もちろん可能です。正式なCADソフトは初心者には少し複雑に感じるかもしれませんが、個人向けに開発された操作が比較的簡単な建築CADソフトもあります。初めての利用者でも、少し学習することで基本的な建築設計を行うことができます。
まとめ
ZWCAD | AutoCAD | IJCAD | BricsCAD | Jw_cad | Vectorworks | ARES Commander | DRA-CAD | |
優位領域 | 機械、建築・建設産業 | 建築、土木、機械工学、製造業 | 機械・建設・不動産・電気産業 | 3D機能や建築産業優位 | 建築 | 建築・ランドスケープデザイン・インテリアデザイン | 建築 | 建築デザイン・土木工事 |
ファイルの読み込み速度 | ★★★★★ | ★★★ | ★★★☆ | ★★★☆ | ★★★☆ | ★★★☆ | ★★★☆ | ★★★☆ |
UIデザイン |
クラシック・リボン カスタマイズ対応 |
リボンが主流 | クラシック・リボン | 一般的CADソフトと違いがあり、アイコンが多い | ユーザーフレンドリー | ユーザーフレンドリー | ARES Kudo新しいリボンUI | 直感的な操作性と高いカスタマイズ性 |
対応ファイル形式 | JWW・DWG・DWF・DXF・DWT・DGN・PDF・IFC・SAT・STL・JPG・PNG・STEPなど | JWW・DWG・DWF・DXF・DWT・DGN・PDF・IFC・SAT・STL・JPG・PNG・STEPなど | PDF・DWG・DXF・JWW・SXF | DWG・DWF・DWS・PDFなど | DXF・JWC・JWW・SFC・P21など | dwg・dxf・pdf・skp・3ds・ifc・obj・sat・step・iges | DWG・JWW・SXFなど | DWG・DXF・JWC・JWW・SFC・P21など |
メモリ |
最低: 2 GB 推奨: 8 GB |
最低: 8 GB 推奨: 32 GB |
最低: 4 GB 推奨: 8 GB |
最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
推奨: 4 GB |
最低: 8 GB 推奨: 32 GB |
最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
最低: 8 GB 推奨: 16 GB |
料金 |
¥98000で買い切り 後付けの支払いは不要 1年間の使用ライセンスも提供 |
¥8,800/1ヶ月 ¥71,500/1年 ¥214,500/3年 永久ライセンスがなし |
¥4950/月 ¥39600/年 ¥110000/永久ライセンス (次年度以降¥22000/年の料金がある) |
¥43,000/1年 ¥116,000/3年 ¥94,250/永久ライセンス (¥21,750/年のメンテナンス更新料金がある) |
無料 |
474,100円/永続ライセンス(年間保守料金あり) 523,600円/永続ライセンス(年間保守料金なし) |
¥35,000/1年 ¥70,000/3年 ¥95,000/永久ライセンス (2年目以降¥25,000/年の保守料金がある) |
¥264,000/買い切り |
本記事では、2024年最新版の建築用CADソフト8選をご紹介しました。それぞれのソフトは、機能、価格、対応OS、使いやすさ、ファイルの読み込み速度などにおいて独自の強みを持っています。ユーザーのニーズに合ったソフトを選ぶことで、作業効率や成果の質を大幅に向上させることができます。無料の試用版やデモ版を利用して、各ソフトの機能を実際にを体験し、自分の作業環境やニーズに最適な建築CADソフトを見つけることをお勧めします。
特に大規模なデータ処理やファイル互換性の面で、「ZWCAD 」は優れたパフォーマンスを発揮しており、コストパフォーマンスの高さで知られています。業界標準の「AutoCAD」は多機能性が特徴ですが、サブスクリプション料金が一部のユーザーには負担となる可能性があります。「IJCAD」は「AutoCAD」と高い互換性を持ちながら、より低コストで利用できる点が魅力です。「BricsCAD」は3D機能に優れ、「Jw_cad」は無料で使用できるため、コストを抑えたいユーザーに適しています。「Vectorworks」は多機能でプロ向けですが、デバイスの性能要件が高い点に注意が必要です。「ARES Commander」はクラウドコラボレーションに強みがあり、「DRA-CAD」は日本製ならではの高いカスタマイズ性が評価されています。
コストパフォーマンスと使いやすさを重視するのであれば、「ZWCAD」は最適な選択肢となるでしょう。自社開発のカーネルによって、業界で求められる主要な機能・新たな機能を統合するとともに、必要なメモリ量を抑えています。デバイスへの負担を軽減しているため、メモリは最低2GBで十分です。価格は税抜き98000円で、買い取りであるため、定期的な追加支払いが発生しません。長期的なコストを考えると、他のサブスクリプション型CADソフトと比較して経済的です。また、「ZWCAD」はオフラインでのアクティベーションが可能で、セキュリティに厳しい会社でも問題なく利用できます。
さらに、「ZWCAD 」は30日間の無料体験版も提供していますので、ぜひ一度ダウンロードして性能をお試しください。
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